第2回「行ってみたい!憧れのアメリカ・ルート66横断リモート妄想ツアー」ミズーリ州編開催のお知らせ

日系大手旅行会社、H.I.S フロリダ州オーランド支店さんとのコラボで、全行程 7 回にわたってお送りしています「行ってみた~い!憧れのアメリカ・ルート66横断リモート妄想ツアー」。
第2回目ミズーリ州編は、10月4日(日)午前10時(日本時間)の出発となります!

「ツアー」とは言え、スライドのイメージ画像から皆さんで「妄想」してもらうだけですが、検索だけでは見つからない「生の情報」「現地の情報」も交えてお話します。
有料参加となりますが、興味のある方は是非参加してくださいね!

<出発時間>
日本時間10月4日(日)午前10時、
アメリカ東部時間10月3日(土)夜9時

詳細はこちら ⇩ まで

https://tour.his-usa.com/city/orl/detail.php?tid=6795

週刊NY生活月イチ連載 SEASON 3: Vol. 18 ルート66の名を世界へ広めた映画 “CARS”(追加書下ろし含)

毎月恒例の寄稿「魅惑の旧街道ルート66をフォーカス」SEASON 3、第18回目(09月号)は、「旅行に行きたいけど安心して行かれない」という皆さんへ「お家でルート66」をご紹介。ルート66の名前を世界中の様々な年代(特に子供たち)へ広めてくれた映画のお話です。
記事内容は多少ネタばれするけど、まだ観ていない方々も既にご覧になった方々も、もう一度この真夏の寝苦しい夜、CARSの醍醐味を楽しんでみてはどうだろうか。

詳細は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで (18ページです)
https://nyseikatsu.com/editions/788/788.pdf

【追加書下ろし】
そうそう、記事のスペースの都合上書ききれなかった内容を少し2つほど書いてみたい。
まずは、声優さんたち。我々ルート66の重鎮、マイケル・ウォリス氏のことは内容に盛り込ませてもらったが、その他オーウェン・ウィルソン氏、ポール・ニューマン氏、そしてマイケル・キートン氏と錚々たる俳優さんも参加しているのだ。
さらには!実在するレーサーさんたち、マイケル・シューマッハー氏、デイル・アーンハートJR氏、マリオ・アンドレッティ氏なども同様に華を添えている。
最後にスポーツファンとして忘れちゃいけないのは、ボブ・コスタス氏やジェイ・レノ氏のようなキャスターさんたちの「参戦」も無視できない。こういう細部まで徹底的に姿は、やはりディズニー・ピクサーたる所以か、好感度バツグンだ。

Fillmore (Image from Disney-Pixar)

そしてもう一つ。
本文記事にも触れているが、ヒッピーのVWバン「フィルモア」は、あの伝説のルート66アーチスト、ボブ・ウォルドマイヤー氏がベースになっていると言われている。が、ディズニーピクサー側もはっきりとした明言は避けている。ウォルドマイヤー氏は厳格なベジタリアン。当然映画がヒットした末にはマクドナルドの「付録おもちゃ」として登場するであろうVWバンにウォルドマイヤー氏の名前を就けるのは難しいだろう。映画の外でもいろいろな葛藤があるようだ。




未来への灯、タルサにて

2020年9月6日(水)午前9時半に差し掛かる頃、そのイベントに参加している現地の皆の歓声が上がった。
“Wow!” “Bravo!” “Fantastic!” “Light is on now!”
エイヴリー・プラザ・サウスウェストでは、ネオンサインパークの新規設置を祝う点灯式が開催されている。

今回レプリカとして設置されたのは、Will Rogers Motor Court、Tulsa Auto Court、そして Oil Capital Motel の三つだ。
ネオンサインの高さは約20フィート(6m)、実際に過去に存在したものを可能な限り正確に再現したものなのだ。

イベントにはタルサ市長である、G.T. Bynum 氏、市議会議員である Jeannie Cue 女史、さらにはタルサ郡委員会から Karen Keith 女史も駆けつけ、このイベントが如何に郡、市、そして地域にとって大切な意義のあるものなのかが伺える。

市長のカウンタダウンの下、点灯された瞬間

勿論友人である、Route 66 Alliance の Ken Busby 氏、今や同州ルート66アソシエーションの代表を務める Rhys Martin 氏の参加は言うまでもない。

イベントで挨拶をする Rhys Martin 氏

事実、この制作にかかった費用(US$ 50万ドル= 5,200 万円)は、”Vision 2025 Route 66 Project” から捻出されているものだ。今から20年近くも前に、この2025ヴィジョンを含んだ税金徴収案は有権者の皆さんに歓迎され可決されている。(そう、ルート66の保存については、もはや国家プロジェクト並みなのだよ 笑)

イベント後、Bynum 市長は自身の Facebook アカウントでこのように投稿している。

このネオンサイン・パークの建設に関する報道を最初に目にしたのが、今年の4月、Route 66 News に載った記事。
「サイラス・エイヴリー・ルート66百周年記念広場」と “East Meets West” のブロンズ彫刻がある橋の西側を利用してパークを造成する、というものであった。
Route 66 Commission によれば、この計画は2018年には提唱されていたらしいけどね。

今まで何度も訪れたことのある私の大好きなエリアであるだけに、その興奮は止まらなかった。コロナ禍が無ければ、間違いなく4月の渡米予定時には、そのスケジュールに組み込んだことだろう。残念!(泣)

これは Tulsa Planning Office の公式サイトによる、上空写真。設置場所がはっきり示されている。

赤い円で囲んだのが、今回設置されたネオンサイン・パーク、そして河の上部に青い円で囲ったのが、百周年記念公園の場所だ。

Route 66 News のサイトではより詳しく、このようなイメージが掲載された。


イベントの席で Bynum 市長は、前市長である LaFortune 氏が立ち上がった資金提供の「未来をみた」行動に感謝すると同時に、ルート66がいかに全世界の旅行者やルート66ファンに影響を与えているかを雄弁に語った。
また、レプリカをデザインしたアーチストの David Hoffer 氏は、前述しらように、それらネオンサインを可能な限り歴史的に正確なものにするため、Rhys と一緒に相当な努力をしてくれたようようだ。古い写真しか残っていないような状態のものもあったそうだが、そこから大きさ、色、質感など、不明確な情報が多い中その苦労は相当なものであったと想像する。
本当に敬服ものだ。

オクラホマ州はルート66への熱がすごい。(他州はそうではないと言ってるわけではないよ 笑)
取り分けタルサは実に多くの「情熱家」が集まってその歴史を文化的意義を後世に残そうとするその尽力は半端ではない。
ネオンサインに関しても、今年の5月には Historical Route 66 Village に点灯され、新名所、Buck Atoms の点灯式の様子も同様にここでお伝えした通りだ。

My friends, Buck Atoms Owner, Mary Beth & Samantha Extance Martin from Mary Beth’s Facebook Post


点灯式に際して Rhys は言った。
「ネオンサインはただ単にカッコいいから(それは勿論そうだが)その歴史が称賛されたり、人々に人気があるわけではないんです。ネオンサインは「ファミリー」の象徴なのです。これらサインの背後にある、そのビジネスを支える人々があって初めて存在する。ルート66の体験は、その人々との繋がりを感じること無しでは絶対完結しないのですよ!」
何と粋な言葉だろう。友よ、君は最高だ!
こんな素敵な友人らと関われる人生に、感謝の念は尽きないよね。

末筆になるけど、YouTubeでエイヴリープラザの空からの映像があったので是非ご覧になっていただきたい。
そしてコロナ禍が終息した暁には、是非足を運んでルート66の過去と未来を体験して欲しい。


Protected: 「行ってみた~い!憧れのアメリカ・ルート66 横断リモート妄想ツアー」PDF まとめページ

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「ルート66 横断リモート妄想ツアー・イリノイ州編」追加配信決まりました!😊

おー、ついに?やっと?HISさん主催の「行ってみた~い!憧れのアメリカ・ルート66横断リモート妄想ツアー(全 7 回)~第1回 イリノイ州編 」の配信が終わった(笑)
お疲れ様~、という疲労感もなく、とても楽しい時間を過ごさせてもらった。こういうのは何度やっても面白いね!っていうほど何度もやったことはないのだけれど。

折角申し込んでくれたお客様には可能な限り沢山の情報をお伝えしたいのだけれど、時間の制約上そうも行かないのがジレンマ。
今日我が儘聞いてもらって、少し時間を延長させてもらって話したイリノイ州の内容だって、話たいことの10%ぐらいしかカバーできていない。

結局は自分自身のタイム・マネージメントってとこも否定できないのだけれど、そういう意味では今日参加してくださったお客様、100%合格!とは言えない内容にお付き合いいただき本当にありがとうございました!

このシリーズは毎月1回、それぞれの州を写真イメージと私の軽い?トークで「妄想しながら」ツアーをしている気分になって頂く、という企画。
全部で7回予定しているので、回を追うほどに内容は整理され、タイム・マネージメントも良くなる「はず」なので、どうか最後までお付き合いいただきたい。

私の属するホテル業界も含め、現在旅行業界が史上類を見ないほど低迷しているとはいえ、各企業の経営トップはそれを逆手にとって「新しい」アイデアや提案で未来のスタンダードを創造している。
番組開始から14年半、TV東京系、日経スペシャル「カンブリア宮殿」は、その第700回目のゲストとして、日本のベンチャーの草分けで、今や経済界を代表する経営者とも言える、エイチ・アイ・エスの澤田秀雄会長兼社長を迎える。
常に苦難を乗り越えてきた”逆境のプロ”、澤田氏が、この局面にどんな戦い方を提案するのか?
HISさんの手掛ける、オンラインでのオプショナルツアーにも触れられる、と聞いてます。9月10日(木)午後10時、チャンネルはTV東京です!



というところでもう一度、宣伝:)
第1回の配信は無事、9月6日に終わりましたが、それに「乗り遅れた!」という方に朗報です。
HISさんのご厚意で、日本時間9月26日(日)午前8時半より(アメリカ東部時間同月25日夜7時半)臨時追加便が出ることになりました!
お時間のある方、お聞き逃しなく!?

https://tour.his-usa.com/city/orl/detail.php?tid=6530#detail_tour

末筆になるけど、HIS オーランド支店さん、特に窓口になってサポートして頂いている井手田 健(タテシ)さん、本当に素晴らしい機会を頂きありがとうございます!

行ってみたい!憧れのアメリカ・ルート66横断リモート妄想ツアー(第1回)のお知らせ

大手旅行会社、H.I.S フロリダ州オーランド支店さんとのコラボで、全7回にわたり、題して「ルート66横断リモート妄想ツアー」をお送りすることになりました。
(ツアーとは言え、イメージ画像を見ながらあーだこーだとお話をするだけですが。。笑)
有料参加となりますが、興味のある方は是非。

記念すべき第1回目は、ルート66の簡単な歴史とイリノイ州編です。

日本時間9月6日(日)午前10時、アメリカ東部時間同月5日夜9時の出発です。乗り遅れないように!
詳細はこちら ⇩ まで

追記:9月5日に乗り遅れた方に!
HISさんのご厚意で日本時間9月26日(日)午前8時半より(アメリカ東部時間同月25日夜7時半)臨時追加便が出ることになりました!
お聞き逃しなく!?


https://activities.his-j.com/TourLeaf/ORL0142/

R.I.P Esther…..

Esther C. Hollister/ Image from her Facebook

何と言ったらいいのか言葉が見つからない。
8月18日(火)は朝からSNS を見て混乱した。
“Missing Person – Esther Hollister”
明るくジョークの好きな友人だ。今度は何を企んでるんだ?

だが共通の友人のポストやレスポンスは次から次と心配とお悔やみの言葉が並んで追加されてくる。
「行方不明」の記事を載せた友人にメッセージを打ってみる。
「おいおい、これは冗談だろ?」
自分を安心させてくれる返信は終ぞ無かった。

15日(土)、Esther はハイキング中に姿を消して以来戻って来ていない。彼女が運転していたであろう車は見つかっているが周囲にEsther の姿はなく、携帯電話に応答もない。
娘さんが必死の捜索をしている様子が6,000マイルも離れたところから、文面でも伝わってきた。

そして遂に一番聞きたくなかったことが伝えられた。

時差のせいもあるし、私がSNS を見るタイミングもある。
だからこの一連は、私のスレッドには殆ど連続に近いスピードで現れた。

Esther は亡くなった。

17日(月)リバーサイドの建設現場で遺体で発見されたとの報道だった。検死が行われるようだが、地元警察によると犯罪に巻き込まれた疑いはないようだ。
土曜の朝、地元のジムでワークアウトしている様子を投稿していたこともあり、熱中症の可能性が語られている。

Esther はまだ53歳だ。
私と「同級生」なのだ。
最後に会ったのが2015年、ルート66の仲間大勢で集まった時だ。
SNS ではお互いに共通の友人が120人ほどいる。
そのうちの多くがそこに居た、とてもスペシャルな時間だった。
Esther は、そこでいつものように “Miss Route 66 California” の襷をまとって、盟友の Monica と一緒に周りの皆に笑顔を振りまいていたことははっきりと瞼に焼き付いている。

With Monica (left) & Esther (Right)

彼女のSNS はいつも多くの友人らとの笑顔に溢れている。

Esther は事あるごとにルート66の保存と普及を呼び掛けていた。それはまさに私が日本でルート66アソシエーションを結成して行って行きたいことと寸分も違わない。

ルート66が全盛期の時、人々はそこを車で走り、その町に立ち寄り、モーテルに泊まり、お金を落としていた。そのすべての行為が、商業として独立、繁栄した地域社会を生み出していたものだ。
懐古主義だとか、夢物語だとか言われることも無くは無いが、そういう旅と商業を取り戻す手助けがしたい。
アメリカの素晴らしい歴史であるルート66を未来永劫、何世代にも渡って後世に伝え残したい。
そういう想いをいつも抱いていて、中々実際に顔を合わせることはできなかったが、よくメッセージのやり取りをしたものだ。

本当に残念でならない。未だに実感としてわかない。
悲しみがきちんと表現できない。
来年ルート66 のフェスティバルに参加することが出来れば、必ずそこで会える気がする。
Esther、また会う日まで。

All my prayers and condolences to her family and friends.
Rest in peace, my friend. So long.


週刊NY生活月イチ連載 SEASON 3: Vol. 17 ミズーリ州でマイナーリーグを応援しよう

毎月恒例の寄稿「魅惑の旧街道ルート66をフォーカス」SEASON 3、第17回目(08月号)は、以前このブログでも話題に上げたミズーリ州ジョプリンのマイナーリーグベースボールのお話です。

詳細は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで (18ページです)
https://nyseikatsu.com/editions/784/784.pdf

新しい旅の提案 Route 66 をドライブしよう⁉

ホテルでの仕事を生業としている手前、今日はちょっとホテル絡みの話をしてみたい。(でもこのブログはあくまでもレジャーです 笑)

COVID-19 が世界的に蔓延している中、感染症予防はホテルにとって新しいというか、今後は「施されていて当たり前」の状況に変わりつつある。我々の営業方針や戦略もそこが先ずありきで、内容はホテルによって多少の差はあるにせよ、その上で他社とどう差別化が可能なのか?が重要になってくる。

Image from CNN.com

業界で語られるのは、対新型コロナウイルスのワクチン、広範的で効果的な治療法や、誰でもいつでも受けられる検査方法が提供されるまでは、ホテルでのサービスは必要最小限となり、むしろ「安全」を買う時代に突入する。私が従事してきたホテルでは「サービス」や「アメニティ」が売りだったため、今後逆風は免れない。部屋は提供できても食事は制限的になってしまい、もちろんビュッフェはダメだ。スパやジムだって一定の距離を取らないといけないし、飛沫から防ぐこともMUSTだ。清掃に至ってはハウスキーピングはかなりの苦労を負うことになるだろう。

実際お客さんからは鍵レスや非接触型のチェックインやチェックアウトが望ましいという話を聞くし、できるだけ他人との接触を避けたいのは本音だろう。一人でホテルにやってきて、非接触でチェックイン、そのまま一人でエレベーターに乗り、何も触れる必要なないまま部屋に入る。
こんなフローが当たり前になれば、ホテルマンの存在意義も疑問となってきてしまうわけだ。

さて、今日はそんな言い訳を羅列したいわけではなく、そんな時代だからこそ、ルート66沿線上にあるモーテル、いわゆる「昔ながらのモーテル」は、現代型のホテルやリゾート施設に比べ COVID-19 に感染するリスクが少ないので、新たな人気が出るかもね!というルート66 モーテルの「押し」が主旨なのだ!

先日ファイナンス系の記事にも書かれていたけど、ルート66沿線上の多くのモーテルは通常「屋外」から部屋に入る。蜜になるフロアもなければ、エレベーターもない。車を部屋の外に止めてそのまま入れるのは大きな利点のようだ。屋外廊下は人々は安全と捉えるらしい。
旅はしたいけど飛行機はまだ不安と思う多くの人は、車で移動が出来、自宅からそれほど遠くない場所への「小旅行」が人気となることで近隣州や街からのモーテル利用客を取り込める採算だ。

モーテル、いわゆるモーターコート(Motor Court)は、1930年代から1960年代にかけて大流行した。その後現代のホテル様式に変化したのは、建物内部にロビーや内廊下があった方が安全だという思考に変わったのが大きな理由なのだが、その思考に再び変化の時期が訪れている。

事実、屋内部屋と屋外部屋を両方提供しているホテルは圧倒的に屋外部屋の人気の方が高いそうだ。さらにはホテルやロッジを専門にデザイン、建築する業界にも、今後のデザインの在り方は今までの常識や嗜好では通用しないところに来ているのだとか。

飛行機に乗ってハワイやカリブ海に行くより、車をドライブしてアメリカの歴史をノスタルジーを持って振り返るという新たな価値観を作りあげることで、ルート66は新しいステージに行くのかもしれない、と思うと逆境時ながらワクワク感が止まらない今日この頃だ 😊

タルサのビジネスプランとルート66

Tulsa, Oklahoma

タルサが熱い!
夏ではあるが今、タルサの街は「暑い」のではなく「熱い」のだ。
私のこの街に対する愛情と思い入れは再三伝えてきたつもりだが、このオクラホマ州の一大都市はテキサス州オースティンとの戦争、真っ只中だ。
もちろんCOVID絡みの話では毛頭ない。
(残念ながらパンデミックが原因でそれに関するプロセスの遅延に多方面で影響が出ていることは否めないが)

そう、現在タルサの街はタルサはオースティンと競合して、「テスラ・モーターズ」の新トラック工場の建設を巡って「健全な招致戦争」を展開しているのだ。
テスラについては今更説明の必要はないと思うけど、カリフォルニア州パロアルトに本社を置く電気自動車の開発、製造、販売で自動車業界を席捲している企業だ。
この巨大企業を地元に誘致できれば、それは街にいや州にとっても大きなビジネスチャンスとなる。

地元メディアである「タルサ・ワールド」の報道によれば、同州商工会議所のCEOである Mike Neil 氏は「自動車産業の導入は、今後何年にもわたって(州にとって)Game Changer になり得る」と考えているようだ。招致が成功すれば雇用だって格段に上がる。見込みでは10,000~20,000の新規雇用の可能性があるらしい。
当然テスラ社へのオファーは給与のカバー、減税やその他支援プログラムを含むインセンティブパッケージが用意されたようである。

取り分けここで強調したいのは「タルサは本気です」と言わんばかりに、私達ルート66ワールドの重鎮、Michael Wallis 氏をそのPRに起用しようと考えた。

私のブログにお付き合いをしてくれている方々に Michael って誰?という人はいないと確信しているが、念のために簡単に紹介すれば、Michael Wallis はアメリカのジャーナリスト、作家、そして歴史家であり、ルート66 の各団体を引っ張るリーダーの一人だ。
彼の著書の一つ「Route 66:Mother Road」は不朽の名作であり、今でも絶大な人気を誇る書物で、私自身もこの本との出会いで強烈にこの世界に引き込まれたものだ。
Michael はジョン・スタインベック賞、Oklahoma Center for the Book からアレル・ギブソン生涯功労賞、ウィル・ロジャース・スピリット賞、を受賞。Oklahoma Writers Hall of Fame、Writers Hall of Fame of America、そして Oklahoma Historians Hall of Fame にも選出されていて、「オクラホマ・ルート66 の殿堂」に最初に選ばれている。
また、ディズニーピクサーの映画「CARS」でのシェリフの声を担当していることでも有名だ。

さて、何とタルサに本拠を置く「ルート66アライアンス」は、Michael の協力を得て、この 2分間のビデオを招致活動の一環として発表した。

カッコイイ。

このようなタルサ市の熱心な勧誘に応えるべく今月当初、テスラ社のCEO である Elon Mask 氏は自身の自家用機でタルサを訪問している。同社の政策・政府問題担当ディレクターである Craig Hulse 氏と一緒に Elon は工場建設予定地に直行し、Kevin Stitt 州知事、Sean Kouplen 商務長官や土地の所有者と面会している。(もちろんその「場所」は秘密のままだが)
タルサ ABC局によれば、実は Stitt 州知事と Kouplan 商務長官は5月、Space X の打ち上げの際に Elon とはフロリダで既に会ってこのタルサ訪問の約束を取り付けていたのだとか。さすがである。
Elon が「直感」と「個人的感触」をとても大事にしていることを知っているので、あえてダウンタウンから予定工場敷地までの「ドライブ」を体験させたらしい。
Stitt 州知事は後にインタビューにこう答えている。「私たちは彼に敷地計画を説明し、敷地内がどのようになっているかを見せました。公共施設へのアクセス、水や天然ガスへのアクセスなど、敷地周辺の基本的なことを話し、テスラの工場がその土地でどのように見えるかを視覚化しようとしました。」
その面会は一定の成功を収めたようで、彼自身のSNS で次のように掲載している。

かつて世界の石油の首都であったタルサは今、電気や風力などの新しい種類のエネルギーを取り入れている。2020年の時点で、オクラホマ州には、一人当たりの電気自動車用急速充電器の数が、他のどの州よりも多く設備されていることは余り広く知られていない。同街に本社を置く「フランシス・ソーラー社」は、この地域全体に急速充電器を供給するリーダーであり、電気自動車の所有者は、州内のどこにいても 50マイル以内に充電ステーションを見つけることができるのだ。

石油首都時代の街のシンボル「Golden Driller」も Tesla を歓迎している。
こういう柔軟なスタンス、アメリカらしくて良いよね。

更に最近は COVID-19 対策?の一環でこんな姿まで(笑)

Tesla 社を招致するPR支援の先頭に立つ Bear Agency Group の Creative Director である Cullen Kogar 氏は言う。「我々は、タルサは何ができるのか?Elon に感銘を与えるべきなのは、道そのものではない。その「道」の表す考え方であり、姿勢です。言い換えれば “Open Road” というべき冒険であり野心というものです。タルサにはリスクを冒して『仕事をやり遂げる』という熱意がある。そしてそれはタルサがテスラ社と共有しているビジョンです。」と。

Tesla を運転して Historic Route 66 を走る。オクラホマ州を横断し、歴史に満ちた魅力的な街街を訪れ、他に類を見ないアメリカ南西部とネイティブ・アメリカンの遺産を探索することを皆さんも想像してみてはいかがだろうか。

Tesla & Mr. Michael Wallis by Route 66 News

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